では、私の構築法(一応2000ルールとする)でも一応書いておきます。
4種類の知識
まず、構築するには、知識が必要不可欠です。私は、その知識を次の4つに分けたいと思います。
1、超ミクロな知識
各ポケ・技・持ち物・固体値・努力値・レベルといった、構築の最小単位の事柄に関しての知識の事を指します。基本的には、POKeDEX 250だけでも十分な知識を得られるでしょう。ただ、他のサイトにある簡易インデックスも意外と見逃せません。例を挙げると、まいふれんどの素早さ・めざパチャートや、ぽけふろ〜との打撃・特殊耐久値表が便利です。
また、各技・持ち物の使い方に関して深い研究を行っているサイトもあるので、そのようなサイトを参照にするのもお勧めです。そのようなサイトとして、代表的なサイトは次の通りです。
- 丙牛(アイアンテール、泥棒、影分身、先制のツメ等)
- とろとろ(にらみつける・しっぽをふる、泣き声、滅びの歌)
- 蒼い月(滅びの歌)
- LAPRAS SYMPHONY(身代わり)
- POKeMON Battle Victoryroad(ほぼ全ての対戦用持ち物)
2、ミクロな知識
各ポケに持たせられる役割についての知識の事を指します。この知識があれば、どんなポケにどんな技・持ち物・固体値・努力値・レベルを持たせればどんな役割が持たせられるかと言うことがわかります。この知識については、POKeMON Battle VictoryroadとCafe du Porygon2の2つを参考にすれば、かなり幅広い知識が得られるかと思います。また、各ポケについて、狭く深く煮詰めたサイトもあるので、深い知識が必要なら以下のサイトも参考にすることをお勧めします。
- 丙牛(カビゴン等)
- SCORPION−蠍−(グライガー)
- Cafe du Porygon2(鈍い自己再生ポリ2)
- ぽけふろ〜と(身代わりバトンエーフィ)
- 蒼い月(イーブイ進化系、紙パライコウとその取り巻き、アーボック)
- Fifth Incomplete(各鋼ポケ)
- ラプラスのいた海(ラプラス、ダグトリオ等)
3、マクロな知識
6匹のポケを組み合わせることに関しての知識のことを指します。いくら強いポケを使ったとしても、各ポケ同士の相性が悪いと、勝率は伸びません。そのことに関しては、roptのシナジー論を読むと良くわかるかもしれません。各ポケのレベル配分で苦労している場合は、次のようなサイトを参照にすると良いかもしれません。(実は、私はレベル配分理論については知識として持っているだけで、実際の構築に生かしたことは無いのですが)
- Cafe du Porygon2
- POKeDEX 250(旧GB掲示板「『レベル配分理論』を作る」スレ参照)
- Exitmemories(05年2月28日参照)
- つれづれなるままに(04年11月22〜23日参照)
- 丙牛(メモ代わり参照)
- ぽけふろ〜と(アンケート参照)
また、対策し忘れているポケが出てこないようにするために、次のような対策ポケチェッカーを使うことをお勧めします。
- 「おまけ2・対策ポケチェッカー改」
- 丙牛
- POKeDEX 250(旧GB掲示板「新・鑑定に関するテキスト集+α」スレ参照)
- SCORPION−蠍−(「色々」参照)
更に、構造がかなり特殊なパを作成している場合は、次のようなサイトも参照にした方が良いでしょう。
4、超マクロな知識
パの方向性を決定づけることに関しての知識のことを指します。これについては、「決定力受け性能耐久性速攻力」の知識が役に立つかと思います。その知識については、以下のサイトを上から順番に参照にすると理解できるかと思います。
- POKeMON Battle Victoryroad(役割理論)
- とろとろ(役割理論)
- 蒼い月「役割理論補足・パの組み方」(決定力安定性速攻力)
- 蒼い月「2000最終結論への道」(決定力安定性速攻力補足)
- 「おまけ1・最近速攻パ多くない?(完成版)」(決定力受け性能耐久性速攻力)
- 「おまけ6・四大元素理論要約ver」(決定力受け性能耐久性速攻力要約)
- 「おまけ7・「理不尽な偏運」と2大元素理論」(偏運耐久性速攻力)
- 「おまけ12:2000最終結論-心理戦再考と具体的なアプローチ」(決定力受け性能可変)
また、決定力と釘付けの補足として、丙牛のメモ代わりを参照にすると良いでしょう。安定性速攻力の補足として、ぽけふろ〜との第23回アンケートを参照にするのも悪くないでしょう。更に、決定力を重視しない時代に逆行した時に備えて、完全受け(つれづれなるままに05年1月12日、19日参照)の勉強をしておくと良いかもしれません。
勿論、これらの知識はサイトから得るだけでなく、自分で調べたり、他の方から聞いたりすることでも得られます。個人的には、サイトや他の方から得た知識をどのように吸収し、発展させていくかが重要だと思います。
4種類の知識の使い方
では、この4種類の知識をどう使えば強い構築を作れるのかということを述べたいと思います。
まず、パの方向性を決定付けます。具体的に言うと、「『決定力受け性能耐久性速攻力』のバランスはどうするのか?」ということについて考えます。なので、ここで超マクロな知識が要求されます。また、パを構築する理由(「最強のパを作りたい」「○○を使いたい」「××理論の研究のためのテストパを作りたい」等)によっても、方向性は変わっていきます。
ここから先に進むには、必然的に他の3種類の知識も必要になってきます。ここで、残りの3種類の知識の関連性についてちょっと補足しておきます。マクロな知識があれば、6つの「駒」を有効に組み合わせることが可能になります。その「駒」を作り出す能力は、ミクロな知識に寄り、ミクロな知識が増えれば増えるほど多くの種類の「駒」を作り出したり、理解することが出来るようになります。そして、超ミクロな知識は、ミクロな知識の底力となり、これが無いことにはミクロな知識も生まれません。
次に、先に定めた方向性を持つのパを作る手段について、具体的に考えます。例えば、「決定力が保証されていて、受け性能に優れているパを目指す」という方向性なら、「全抜きガラ+雷カビ」等の手段を用いることになります。
手段を決めたら、次は6匹に割り当てる役割を決め、それに基づき全てのポケ・技・持ち物・固体値・努力値・レベルを一通り設定します。(勿論、シナジーに関しては気を配ること)
その後は、最終確認として、「レベル配分によって出し方に不自由が出ていないか」ということや、「持ち物は重複していないか」ということ等について確認します。(「ルールに合わせる作業」と言ったほうがわかりやすいかも知れません)ここで問題が生じるようなら、低レベル・違う持ち物で同じ役割をこなせるポケを探したり、出し方の自由度を下げたり、比較的どうでもいい役割を持たせることを諦めたりして妥協をする必要が出てきます。
こんな感じで構築すれば、知識さえあれば良い構築が出来上がるかと思います。
パ構築参考
初心者の方は、こんなことを言われても具体例が無いと分かりにくいかと思うので、私や他の方のパ解説を参考にすると良いかもしれません。とりあえず、私のパ解説は当サイトを参照してください、ってことにして、他の方のパ解説のリンクでも貼っておきます。
ここに挙げたサイトのパ解説は本当に参考になると思いますよ。
鑑定
また、自分で作ってみたパを他の方に見てもらって、弱点等を指摘してもらうのも良いかもしれません。サイトの掲示板で鑑定希望を出したい場合は、次の2つのサイトで鑑定を出すのが良いかと思います。
また、他の実力者の方に直接鑑定希望を出すのも良いかと思います。
では、とりあえずこんな感じで。あくまで私流の構築法なので、参考程度にってことで。